フランクフルトへの旅 番外編

旅に出ると必ず「学び」があるのですが、昨日の英会話のレッスンで、To Broaden one's horizons という言葉を習いました。
“Travel broadens my horizon”. といった感じで使うのだと思います。
訳すると「旅は視野を広くする」ですが、旅の本質を一言(ひとこと)で述べていると思います。

昔、ある一流の建築家とお話しした時、「少しでも時間が取れたら、飛行機に乗って海外へ行くようにしている」ということをお聞きし、大いに触発されたことがありました。
その後しばらくして、一人で海外へと向かっている自分がいました。

その頃はロータリークラブに入っていたので、旅先でロータリークラブの例会を見つけ、そこに参加したりしていました(メイクアップと言います)。
異人さんばかりのところに、一人で乗りこんでいくわけですから、かなり気合が入っていたのです。

旅は飛行機とホテルを事前に予約しているわけですが、何とか行けなくなる理由が見つからないだろうかと行く直前まで思っていたほど、楽しみというよりプレッシャーの方が上回っておりました。
海外旅行100回を超え、今はまた一人旅がだんだん苦痛になってきました。
やっぱり一人よりも家族や会社のスタッフや友人と行く方が楽しいわけです。

今回の旅行はドイツ語圏なので、日頃の我がドイツ語の実力をいかんなく発揮するはずでした。
が、その実力はまたもや現地のB級レストランのみで発揮されただけでありました。
一流ホテルや一流レストランでもドイツ語で自分の言いたいことは話せるのですが、相手が話すことが上手く理解できないのです。

そこでドイツ語で“Sprechen Sie bitte auf Englisch?”(「英語で話してもらえますか」)というと、笑いながら英語に切り替えてくれます。
英語でもどちらか言うとヒヤリングは苦手なのですが、日本語でも人の言うことをあまり聞かないので、これは致し方ないのかもしれません。

今回、ドイツの大型書店に行ったのですが、3冊ほどしか本を買えず、これは少々ショックなことでもあるのです。
日本で大型書店にはいったら、15分ほどで買う本を10冊以上見つけてしまいます。
ドイツの大型書店にはドイツ語の本も英語の本も置いてあったのですが、いかんせん私の能力で読める本がほとんどなかったのであります。
20年もドイツ語をやっていて(英語は40年)、「未だ道遠し」を実感し、文字通り帰りはトボトボと帰ったのでありました。