燃える闘魂

神様から与えられた1日なのだから、最大限にそれを活かしたいものです。
「最大限に生かす」とは「自分のベストを出す」ということ。
上機嫌力のパワーも侮(あなど)れません。
ホイホイと機嫌よく「やるべきこと」をやって行く時、そこにつけ込むことが出来る貧乏神はなかなかいないのです。
仕事を楽しむことが出来たら、この世は一気に天国。

努力は苦痛ではなく「楽しみ」です。
それはけっして「楽する」という意味ではありません。
「やるべきこと」を楽しんでしまえば、それが「やりたいこと」に変化してしまいます。
仕事や勉強を楽しんでいる人を見ていると、こちらまでモチベーションが上がります。
ならば自分だって、まわりの人たちのモチベーションを上げる人間になりたいと思うのです。

鍵山秀三郎先生が、朝5時過ぎに出勤のため車を運転していると、もう近所の神社の掃除を終えて帰ろうとしている人を、よく見かけたそうです。
その人を見るだけで勇気と「やる気」をもらったというお話を聞いたことがあります。
人は自分で気がつかない間に、知らない人に良い影響を与える存在になっていることがあるのです。

職場でもその人を見るだけで、モチベーションが自ずと上がってくる人もいれば、下がってしまう人もいます。
モチベーションが上がる人たちばかりが集まっていると、自分もそこにいるだけでパワーが増してきます。
「場」が持つ力です。
この世には「波長は同通する」という法則があるので、良い波動を出す人は知らず知らずに良い波動の場へ引っ張られていきます。
逆もまた然(しか)り。
善友は励まし合って成長し、悪友は誘い合って堕落するわけです。
内に秘めた情熱で、自分のまわりの人たちの魂もホカホカにしてしまいたいものです。