驚異的に簡単になったバックアップシステム

先日2年間使っていたパソコンが突如こわれたとき、非常に心細い思いをしました。
幸い、先代のパソコンにも同じようなデータを入れていたので、それを引っ張り出し、最悪の事態は何とか避けることが出来ました
何もかもパソコンにデータを入れているので、パソコンが壊れると、その時点で仕事ができなくなってしまいます。
こういう時に、バックアップをしているのと、していないのとでは天国と地獄。
災難は忘れたころにやってくるのです。

会社でも以前に、自社でサーバーを用意して、バックアップ体制を取ろうとしたのですが、費用と手間の関係で断念したことがあります。
しかし今は簡単にバックアップができるソフトや装置があることを知りました。
まずは「ドロップボックス」。
クラウドの一種で、使っているパソコン以外の外部サーバーにデータをどんどん蓄積していくことが出来ます。

ダウンロードも実に簡単で、使い方も簡単。
パソコンやスマートフォンなど別々のところに入っているデータも、すべて一元化できます。
またパソコンが壊れた時でも、クラウドにデータを取りに行けば、そこに保存されているわけです。
社内のデータをクラウドに送り、どのパソコンからでも見ることができるようにもできるようです。
このソフトが無料もしくは安価な費用で使えるのです。
5年前では考えられない画期的なシステムです。

もう一つ「クリックフリー」の存在も知りました。
これは小さな装置なのですが、UBSにつなぐだけで、そのパソコンのすべてのデータをそのまま記憶してくれるというスグレモノです。
従ってパソコンの買い替えの時も、それを使えば、実に簡単に同じ画面がデスクトップに表れ、全く同じデータがすぐに取り出せるのです。
今までパソコンを買い替えた時、私はプロにフィーを支払って、半日ぐらいかけてデータを移動させてもらっていました。
それと比べるならば、信じられないぐらい簡単になりました。

パソコンが普及しだしたのは「ウィンドウズ95」の販売からだと思うのですが、それからわずか15年。
IT自体が革命的な出来事ですが、そのITでも、中身がどんどん進化していっているのには心底驚かされます。
これからもアンテナを常に張って、時代に遅れないようにしていきたいと思うのです。