ゲーム感覚でコスト削減

GDPは「消費+投資+政府支出+輸出―輸入」から成り立っているのですが、そのうち「消費」の存在が一番大きく、日本の場合60%を占めます。
日本の景気をよくするには消費が増大するのが一番です。

消費が増大すれば、企業が投資に動き出し、投資まで増えていくようになります。
いわゆる好景気と呼ばれる現象です。
逆にこういった動きがない場合、政府自体が投資を行う手が打たれます。
これが公共投資で、それにより地域や国の経済に刺激を与えるわけです。

アベノミクスで日本経済が上を向きだしたのは間違いがないでしょう。
私も会社経営者の一人として、それを実感しました。
また自分自身も、日本経済のために出来るだけお金を使って行こうと思い、実行してきました。

が、ここにきて、コインパーキング用地を“もっと”購入していきたいという欲求が出てきました。
そのためのキャッシュを手元に残すために、大きな買い物や小さな買い物を控え、少し節約していこうと思うのです。
会社の損益分岐点をもっと低くしたいという希望もあります。
知恵を絞って、ゲーム感覚でコスト削減を行っていきたいと考えています。

経費削減一辺倒だと社内が「文字通り」暗くなってしまう(すぐ蛍光灯を消そうとしたりする)ので、メリハリをつけたお金の使い方をしようと思っています。
支出予定が「投資」なのか「消費」なのかをよく見極めたいし、「アウトソーシング」するのか「内製化」するのかも、その時の判断で決めていきたいと思います。

先日の大掃除の時に、デスクトップ型のパソコンが机の上のスペースをかなり占めていることに気がつきました。
いま使っているデスクトップパソコンは年数も経っているし、思い切ってすべてノートパソコンに買い替えようと思っています。
費用はかかりますが、これは「投資」なのでO.K.なのです。
同じ判断で、エスティマからレクサスNXへの買い替えは当面見送りにせざるを得なくなりました。