久々のセミナー受講

IREM(アイレム)が主宰するセミナーに行ってきました。
セミナーに出るのは実に久しぶり。
若い頃はセミナーに出たおしていたのが、いつの間にか出なくなっていました。
セミナーに出ると、新しい情報が得られるのはもちろんのこと、「いい仲間」との出会いがあります。
少なくとも不動産業界では、勉強熱心な人とはいつもセミナーや勉強会で顔を合わせます。
客観的にまわりを見渡してみても、勉強熱心な人たちは、やはり伸びていると実感します。

セミナーに長いこと出なかったのは、一種の驕りだったのではないかと反省しています。
「自分にはもう学ぶことなどない」とまでは思わなくても、ついついルーティンワークの方を重視し、将来への投資を怠っていました。
今回セミナーに出る気になったのも、1階店舗から2階へのオフィスに移り、さまざまな手間から解放されたからでもあります。
そういった意味では、早くも「移転効果」が出たと言えそうです。

セミナーに出た感想は「今まで自分は何をしてきたのだろう?」でありました。
それほどセミナーの内容は衝撃的で刺激的でした。
IREMというのはアメリカ発祥で、シカゴに本部がある「プロパティ・マネージメント」を研究・普及させる協会です。
日本ではIREM・JAPANが設立され、そこには私が知っている不動産業界の人たちもたくさん入会しています。
いずれも勉強熱心。
不動産業では、頭一つ抜けた知的なグループだと思います。
セミナー会場の雰囲気もいいし、来ている人たちの品もいいと思いました。

もう一つ感じたことは、参加者にゆとりがあるということ。
不動産業界にありがちなガツガツ感は全然感じませんでした。
私も、日常の売上を心配することなく勉強できる体制にしなければと思いました。
IREMでは、プロパティ・マネージメント(PM)を体系的に学ぶことができ、その資格獲得者をCPMと呼び、一人でも多くのCPMを作ることを目標としているそうです。
何よりも勉強している過程で、何人ものいい仲間と出会うことが、それ以上の財産になりそうです。