新聞記事のメモから その2

今年に入ってからの、新聞記事からのメモの続きです。
2010年2月にオバマ大統領がダマイ・ラマと会談。
アメリカと中国との関係変化の象徴ともいえる出来事です。
EU加盟27カ国の総人口が5億人を突破しました。
移民の流入が原因の一つです。
公聴会の要請によりトヨタの社長が出席。
今後トヨタだけでなく、海外企業に対して米政府の厳しい対応が予想されます。
ギリシャで政府の財政再建案に反発するゼネストが行われました。
これがユーロ危機の出発点となります。

日本の工作機械生産額が57%減となり、27年ぶりに首位の座から転落し、中国、ドイツに次ぐ3位となりました。
また都心のオフィス空室率は過去最高の8.7%となりました。
日本経済が相当苦しんでいることが分かります。
しかしながらトヨタアメリカでの販売額が前年同月比40%増となったり、ベトナムが日本の新幹線システムを採用決定したりするなど、明るいニュースもあります。

アイスランドの噴火の影響で、欧州22カ国の空港が閉鎖されました。
アイスランドからの金融危機もユーロ圏に大きな災いをもたらしているので、今のアイスランドはユーロ圏にとってまさに鬼門です。
その後欧州空路は5日ぶりに正常化されました。

日本は2009年度に2年ぶりの貿易黒字(5兆2千億円)となりました。
輸出入ともその最大相手国は、アメリカではなく中国です。
良くも悪くも中国は日本にとって避けて通れない存在になってきました。
5月になると、ギリシャに始まる欧州信用不安が再び首をもたげ、それがユーロ安や世界株安をもたらしています。
ユーロが急落し、一時116円台となりました。
イギリスでは総選挙で労働党が敗れ、保守党が第1党に。
自民党と連立内閣を組むことになりました。

アメリカの住宅金融会社のファニーメイが84億ドル(7,800億円)の公的資金の追加支援を要請。
かつての日本のバブル崩壊後の不良債権問題と同じ様相を呈しています。
たぶん再度追加支援が必要になるはずです。
みずほフィナンシャルグループは8,000億円の増資を行います。
通貨不安の影響からか、5月に金がニューヨーク市場で最高値をつけました(1トロイオンス235ドル)。
2010年3月期の日本の上場企業の経常益は前期と比べ25%増と回復しています。