新聞記事のメモから その1

その時々の気になった新聞記事を、手帳に記入していっています。
時系列で見ていくと、世の中の大きな流れが見えてくるように思います。

それでは2009年12月末のメモから。
一般会計の予算が92兆円。
うち国債で44兆円を賄(まかな)います。
でっかい予算、でっかい借金となりました。
2009年末の世界の株価は、年初より26%上昇。
しかしながら2009年11月のユーロ圏の失業率は10%となり、2009年度の日本人の月給は前年度に比べ、3.9%の減少となりました(平均315,164円)。
2009年度の日本のGDPはマイナス5.0%でしたが、GDP世界第2位は守りました。
米国債保有額は、日本が再び中国を抜き首位となりました(2009年末7,688億ドル)。

2009年度の中国での新車販売台数は1,350万台で、アメリカを抜き世界一となりました。
2009年度の輸出額は、18%減のドイツを抜いて、これまた中国が世界一となりました。
不況に呻吟する世界経済の中で、中国経済の勢いが目立ちます。

2010年1月に三井住友フィナンシャルグループが、8,900億円の増資を発表しました。
増資により財務体質の強化を図ります。
2010年1月にJAL会社更生法を申請。
負債額は2.3兆円。
これは金融機関を除いた事業会社では過去最大の額となります。

世界の先進国の失業率は25歳以下の若年層で、より深刻な状況となっています。
ユーロ圏の全世代平均では10.0%ですが、若年層では21.0%。
アメリカの全世代の平均失業率は10.0%で、若年層は15.6%です。
日本は全世代が4.8%で、若年層は8.4%。
日本の失業率もけっして低くはありませんが、欧州や米国と比べるとまだマシだと言えそうです。