分けて行い、継続第一

一念発起して「ようし、これから続けてやっていこう」と思っていることがいくつかあります。
しかしながら、なかなか継続しがたいのも事実。
腕立伏せもその一つです。
「1日100回を95歳まで続けていく」という目標なのですが、けっこう挫折します。
やることを忘れる日もあるのですが、体に負担をかけすぎて、腰を痛めることもあるのです。
こうなると本末転倒。

しかしながら、意外に簡単にこういった問題を解決できる方法を見つけました。
腕立て100回を1度にしようとするから、体にも気持ち的にも負担がかかるのです。
20回だけなら全然負担になりません。
つまりやれる時に20回ずつ分けてやっていくのです。
100回を目標とするなら、20回を1日5セット。
でも5セット出来なくてもいいのです。
3セットでも4セットでもO.K.
要は次につなげていくモチベーションさえ維持できたなら、それでいいのです。

100回と言っているのに、60回しか出来なくても、次の日にまた100回出来れば問題ないのです。
つまり継続第一。
続けることが最も大切で、飽きてしまったり、やる気をなくしてしまったりするのが一番具合が悪いことなのです。
仮に続かなくなったとしても、その目標自体が本当は自分に合っていなかったのかもしれず、そう気にすることもないのではないでしょうか。

ニンテンドDSで英語のディクテーションをやっているのですが、これがまことに英語学習に有効なのです。
当然毎日続けたいと思っているのですが、あまりやり過ぎるとダレてしまいます。
1セット5分ほどで出来るのですが、私の場合2セットもやると嫌になってしまいます。
そこでニンテンドDSを食堂のテーブルに置き、そこに行くたびに1セットずつやるようにしました。
本来が面白いソフトなので、1セットだけなら何の抵抗感もなく、あっさり楽しめてしまいます。

腕立てのケースでも、ニンテンドDSのケースでも、継続のコツは「分けてやる」ということ。
分けてしまえば、やる前の負担感が随分少なくなり、サッと取りかかることが出来ます。
これは私にとっては新しい発見でありました。