早朝時間たっぷり人生

腕立てやニンテンドDSでの英語の勉強は、どちらか言うと、時間の切れ端の活用なのですが、もう少しまとまった時間が必要な作業があります。
例えば文章を書いたりする時間。
じっくりモノを考えるという意味でも、2時間ぐらいの余裕が欲しいのです。
日中この時間を確保するのは、さすがにちょっと難しく、夜にやることになるのですが、夜は効率が実に悪いのですね、これが。

夕食後にまで仕事や勉強を残してしまうものだから、気持ちのどこかにプレッシャーがあり、リラックスできません。
ましてやアルコールを飲んでからの知的作業となると、難行苦行の類(たぐい)となります。
「じゃあ、アルコールを飲まなければいいではないか」ということなのですが、これがまた難しい。

で、ある時、潔く何もしないで早く寝たのです。
往生際悪く、いつまでも起きているのが一番具合悪いですね。
「早く寝ると早く目が覚める」というのは自然の法則で、翌朝はたっぷりと知的作業に没頭することが出来ました。
夜9時までに寝ると、朝の3時頃には勝手に目が覚めます。
早朝にたっぷりとした時間があると、心豊かになります。
何物にも代えがたい至福の時間であり、ひょっとしたら人生最高の贅沢なのではないかという気がしてきました。

今まででも「朝の30分は夜の2時間」という実体験は何度もしているのですが、ついつい夜だらだらと時間を空費してしまっていました。
「早朝時間たっぷり人生」のコツは夜9時までにベッドに向かうこと。
9時までに行けなければ9時半でもいいのです。
でも10時だと「うだうだ人生」に片足を突っ込んでいます。
夜9時にベッドに入って、果たして寝入ることが出来るものかと思っていたのですが、3分ぐらいで寝てしまうのには自分でもビックリ。

この「早朝時間たっぷり人生」は、やり始めてまだ1週間たっていないのですが、ものすごく有効です。
まずは、講演で使うパワーポイントが、早朝時間を活用することにより、ほとんど完成してしまいました。
執筆業のプロを目指すため、毎日ブログを書くことを自分に課しているのですが、これもこの早朝時間を使うと“御茶の子さいさい”。

早朝は完全に自分一人の世界。
聞こえるのは虫の声ぐらい。
知的作業に没頭できるのです。
もう少し没頭するなら、インスピレーションがかなり降りてきそうな感じ。
究極の贅沢を知りました。
この「早朝時間たっぷり人生」が運命を大きく変えるような予感がしています。