体にいいこと

散歩をしていて最近「体幹」の場所を感じるようになりました。
腰から背中にかけて体の支柱があるのです。
プロのサッカー選手が「体幹を鍛えることによって、倒されにくくなった」と語ることがあるのですが、確かにこの支柱を強化すれば、少々の“ぶつかり”にもビクともしないような気がします。

若い頃と今とでは、当然体の鍛え方が違って当然です。
今は「鍛える」というより「整える」を中心に持って行くべきだと思っています。
学生時代は柔道をやっていたので、朝起きたら腹筋500回と腕立て500回を自分に課していました。
これをやり始めたら、見る見るうちにシッカリした体になっていきました。

社会人になってからも思い出したように「体を鍛えなければ」と腕立てを始めたりするのですが、すぐにギックリ腰になってしまうのです。
今は筋肉を鍛えることよりストレッチなどを中心にやっていくべきなのでしょう。
よく本を読んでいたら「○○に効く○○体操」などとイラスト付きで載っているのですが、ゼッタイに続かない自信があります。
「やらなければいけない」の義務感ではけっして続かないのです。

私が体を動かすのは散歩と掃除の時だけです。
最近もう一つ、週に1度の自転車によるコインパーキングの集金が付け加わりました。
電動自転車で自然を感じながら3時間ほどペダルをこぐのは、まさに「ムリせず、楽しく、楽もせず」でちょうど今の体力にピッタリなのです。
食事を日に2回にしてから「ダイエットしなければ」という義務感からも解放されました。

実際、散歩ぐらいではなかなか体重が落ちないのです。
体重を落とそうと過激な運動をすると、今度はおなかがすいて、もっとたくさん食べてしまいます。
結果、以前よりも体重が増えることが往々にしてあるのです。
仕事が終わってからフィットネスクラブで水泳をしていたことがあるのですが、ムチャクチャおなかが減り、またおなかいっぱいになったあとは眠くなって,
すぐに寝てしまうのです。
これでは体にいいわけがありません。