さあ、働こう!

自分の努力でコントロール可能なものと、不可能なものがあります。
例えば天気などは、全く不可能。
「日頃の精進を良くして『晴れ男』になる」なんて方法も無きにしもあらずですが、まあ普通に考えたらコントロール不可能。
コントロール不可能なことに心を捕らえられていてはいけないわけです。
もし雨なら、それに対する準備をする。
嵐なら外に出ないでいる。
それでいいと思うのです。
一番いけないのが天気に対してブツブツと文句を言うことです。

人生には思わぬ災難や不運がやってくることがあります。
特に事業や商売などやっていると、運気の上昇や下降がとても大きく毎日の生活に響いてきます。
これらを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
一つはいい意味での鈍感さが求められます。
傍(はた)から見れば明らかに不幸なはずなのに、本人は気にも留めないで喜々として、いつもどおりに働いているなんてケースは、悪意を持った霊でも阻害しようがありません。

幸不幸にとらわれずに、自分がやるべきことを淡々とやっていくことが、この人生を実りあるものにしていくのだと思います。
自分の努力でのコントロール可能なものと、不可能なものとを分け、コントロール可能なものについては「うまずたゆまず、コツコツと継続していく」。
そしてコントロール不可能なものについては、天に全てを託す気持ちでいいのではないでしょうか。

幸不幸の波にとらわれず、仕事に集中していけばいいのだと思います。
人の3倍働く気でいれば、成功しないわけがありません。
小さな努力で大きな成果を得ようとするから、おかしくなるのです。
成果のところはすべて天に任せて、自分はやるべきことをやっていく。
しかも徹底的に。
仕事や勉強や奉仕を楽しんでやれれば、自分にとって絶対にこの世は天国になるはずです。