精神世界の法則

毎朝お風呂の「予約スイッチ」のおかげで、目が覚めたらそのまま熱いお湯に浸かれるという次第です。
30分以上ぼうっとしています。
良いように言えば瞑想状態。
何かを考えている時もあります。
先日何日間かかけて、渡部昇一先生の日本史のCD(10枚分)をお風呂の中で聞いたのですが、その知的深さに感嘆しました。

今日はブログのネタをお風呂の中で一生懸命考えていました。
週に一回業界紙にコラムを書いているのですが、自分が書いたブログを参考にしています。
だから「今日は何をしました」のような日記的なものではコラムに使えないのです。
従ってけっこう真剣にブログに取り組んでおります。

「これを書こう」が決まったら比較的スムーズに書けるのですが、それが出てくるまでが大変なのです。
風呂の中で考えていても、最初の20分ぐらいは全然考えがまとまらず、ウンウン唸っている感じだったのですが、突然すっと「これを書こう」が出てきました。
たかが文章なのですが、内から突き上げてくるものがないと、なかなか書けないのです。
今日は精神世界の法則のお話。

若い頃は名医としてならし、年行ってからはゴルフのエージシューターを何度も達成している塩谷信男さん。
百歳を超える現役ゴルファーでもあります。
その著書を読んでいると「なぜか祈りは過去形やるとよく効く」。

伊勢神宮で戴いた家庭用のお社に毎朝「二礼二拍手一礼」をしているのですが、心の中では「今日も一日どうぞよろしくお願い致します」ではなく「今日も素晴らしい一日をありがとうございました」と過去形にしてお祈りしています。
ついでに「素晴らしい一生をありがとうございました」と一生分も過去形で感謝。

「潜在意識とは実は守護霊のことである」と読んだことがあるのですが、それはともかくとして、自己実現の力を持った潜在意識は、どうも過去と現在と未来との区別がつかないようなのです。
自分の夢を、さも実現した如く「ありありとしたイメージ」で心に浮かべてみる、もしくは紙に書いてイメージを明確にする。
そうすると非常に高い確率で夢が実現するというのは、精神世界の基本のようです。

潜在意識は「過去・現在・未来」の区別ができないのと同時に、どうも自分と他人との区別もつかないようなのです。
例えば嫉妬という感情があります。
嫉妬するのは実は自分の理想の姿。
自分の理想の姿を害する感情を抱いていては、自己実現が叶うわけがありません。
嫉妬したり、「他人の足を引っ張って」のような気持ちを持っていたりしたならば、それはそのまま自分に跳ね返ってくるのです。
心の中に余計なものは持ち込まないで、心を軽く軽くして、毎日感謝(しかも過去形で)して喜びの中に生きたいものです。