潜在意識の活用

潜在意識は過去も現在も未来も区別がつかず、また自分と他人の区別もつかないようです。

従って「なりたい自分」に既にもうなってしまったように振舞うと、いつの間にかそうなってしまう現象が起きます。

また自分と他人の区別もつかないので、他人に嫉妬したり悪口を言ったりすると、それがそのまま自分に降りかかってしまいます。

このことは潜在意識のどの本を読んでも書いてあります。

要はそれを信じるか信じないかの話で、信じれば人生が大きく変わるというだけの話なのです。

人生目標は「それはどう考えてもムリだろう」あたりのレベルがちょうどよく、ちょっと頑張ればできるくらいだと、顕在意識でやり遂げてしまう人が出てきます。

私の大ぼらでは「5か国語ペラペラの、資産300億円の旅人投資家」が人生目標となります。

自分がやるべきことは毎日「読書3時間、語学1時間、運動1時間」で、それを30年間続けるだけ。

しかもどれも大好きなことばかりなので、苦痛の「く」の字もありません。

目標も過程も楽しいことばかりです。

「人生がこんなに天国状態でいいのだろうか?」と疑問を持つのは、潜在意識的には素直でないのであって、「苦労しなければ成果は手に入れられない」というのは一種の思い込みに過ぎないのです。

私が学生の時「大島淳一」という人が「マーフィーの法則」と銘打って潜在意識の本をたくさん書いていました。

私はこの著者の本を、多分すべての本を読んだと思うのですが、その時は十分に潜在意識を活用することができませんでした。

のちに知ったのですが、大島淳一という著者は、実は渡部昇一先生だったのです。

日本の知性の最高峰に位置し、すごい能力と実力を持った人が、実は潜在意識を最大限に使っていたことを知り、とても驚いた覚えがあります。