勤勉は世界を救う

誰が何と言おうと「徹底的に働く」姿勢を堅持していこうと思っています。
「働く」の中には仕事も勉強も奉仕も含まれます。
時代は激変しているし、ますます厳しい経済環境になるかもしれませんが、「徹底的に働く」のところがブレなければ、心配することは何もないと思うのです。
実力を磨き、その力を生かし、社会を支えていくのが、健康に恵まれた成人の務めでもあると思うのです。
働かない人間の何と魅力のないことか。

自分の人生を振り返ってみても、勤勉であった時期は幸福だったし、怠惰な時期は不幸でした。
今は心の疼き(うずき)として、猛烈に勉強がしたくなっています。
ずっと仕事人間で来て、ハッと気がついたら伊能忠敬が隠居した年(50歳)を遥か(はるか)に過ぎてしまいました。
しかしながら伊能忠敬が初めて測量の旅に出た年(56歳)には、何とか間に合っています。

大学に残って学究生活を送る道もあったのかもしれませんが、ビジネス社会で苦しみながら頑張ってきたのは、決して無駄ではなかったと思うのです。
勉強を始めるのに遅すぎることはありません(50歳代からドイツ語を勉強し始め、あっという間にマスターしてしまった人を身近に3人も知っています)。
ただ勉強には時間がかかります。
95歳までバリバリの現役で頑張ろうと思う理由の一つでもあります。

今の私の最大の課題は、厳しい経済環境の中で会社を繁栄させること。
繁栄まで行かないとしても、必ず生き残らせること。
また個人的には語学と地政学を極めること。
1日の時間は限られているので、もったいない使い方をしている余裕はないのです。
人と同じように遊んでいては夢はかないません。