ビートが大手術のあとの危険な状態を、何とか乗り越えたようです。
こんなうれしいことはありません。
ふつうに寝そべったり、ふつうに散歩したり、ふつうに食べたり排泄してくれたりすることが、こんなに幸せなこととは知りませんでした。
あとはすべてオマケ。
私個人の望みや、会社の目標もあるのですが、この幸せに比べたら、どちらでもいいような気がしてきました。
あまり望みや目標に執着せずに、むしろその過程を存分に楽しんでいこうと思います。
また、この幸せを「上機嫌力」でもって、まわりにもお裾分けしていこうと思っています。
2人の動物医から別々に「あとはビートの生命力に任せるしかない」との言葉を聞きました。
こと「生命力」であるならば、ちょっぴり自信があるのです。
なぜならビートには天照大神のご加護があるから。
説明はできないけれど、私には分かるのです。
私たちが東京から帰るのが1日遅かったら、ビートは死んでいたかもしれません。
不安と恐れと悲しみの3日間ほどを過ごしたのですが、これにより「覚悟の境地」がより深まったように思います。