「クルマを活用して、日本全国の神社を回っていく」なんてことは、若い頃は全く念頭にもなかった行動です。
60歳の時に伊勢神宮の式年遷宮に参加することができました(ついでに言うと同じ年に、出雲大社の式年遷宮にも参加できました)。
今から考えても、なぜ参加できたのかがよく分からないのです。
伊勢神宮の式年遷宮は20年に1度行われるので、私が40歳の時にも、また20歳の時にも行われていたはずなのですが、指一本触れることすらできませんでした。
いわば「神縁」がなかったのです。
平成25年(2013年)の10月に伊勢神宮の式年遷宮が行われたのですが、そこから毎月欠かさず参拝しています。
そこからどんどん運気が上がり出したのは間違いがなく、ならば他の神社にも参拝させていただこうと、徐々にクルマ旅を始めたわけです。
ほかの人とスケジュールを合わせて行こうとしても、なかなかうまく予定が一致せず、1人で気ままに行くことが多くなりました。
そうすると食事がついている温泉旅館などは使い勝手が悪く、ビジネスホテルをよく利用しました。
が、最近はビジネスホテルの狭さが苦しくなり出し、もっと言えば宿泊することすら面倒になり、できるだけ日帰りで参拝する傾向になっています。
「旅先では美味しいものを食べなければならない」といった固定観念からも解放され、より自由自在の旅になってきました。
1人クルマ旅の時は、たいてい高速道路のサービスエリアで、午後3時ごろに食事をします。
それが「1日1食」になることも多く、またその方が体が快調なのです。