当社のコンセプトは「身の丈投資で、世の中の便利を増やす」です。
このコンセプト自体は間違っていないと思うし、これを作ったおかげで、ひじょうに判断がしやすくなりました。
しかし「身の丈」という言葉を盾にして、縮こまるような動き、即ち縮小安定を目指してはいないかと省(かえり)みています。
つまり「身の丈」自体を大きくする必要があるわけです。
私は月1,000万円のフリーキャッシュフローを当面の目標としています。
が、先日SNSで、現在すでに月3,000万円のフリーキャッシュフローを達成している40歳代の男性がインタビューを受けているのを見ました。
この人は会社を5つ持っており、このうちの一つは最近10億円で買ったそうです。
自分の低い目標が恥ずかしく思えました。
「USJ」をはじめ「ネスタリゾート神戸」や「ハウステンポス」や「西武園ゆうえんち」などを次々と再建している森岡毅という人と、その会社の「刀」のことを書いた雑誌を読み、これまた影響を受けました。
単にリゾート施設だけでなく「農林中金バリューインベストメンツ」や「丸亀製麺」へのテコ入れも行い、大きな成果を上げているようです。
まさに、閉塞感のある日本の救世主です。
私は「95歳までバリバリの現役」の予定なので、まだ20年以上のたっぷりとした時間を持っています。
したがって低い目標で満足していてはアカンのです。