介護施設を調べなければならないという必要性に迫られ、ネットでいくつか検索してみました(私自身が入るのではありません、念のため)。
介護施設というのは本当にピンキリで、高いところは途轍もなく高いのです。
冗談でなく、ひと財産を崩さないと入居できないところもあります。
東京の超高級介護施設だったら、入居するのに「億」を超えるお金が必要なところもあるのではないでしょうか。
ただし当然ながら、価格の高いところは建物も立地もよく、スタッフも入居者自身もレベルが上で、食事一つとっても極上であるようです。
「地獄の沙汰も金次第」とは言いますが、「介護の沙汰も金次第」だと痛感しました。
私は死ぬ前日まで働き、自宅で亡くなることを願っていますが、万一、介護施設に入らなければならない場合も想定し、いくばくかのお金(それも少なからざるお金)を晩年に持っていないと不安だということもよく分かりました。
大きな資産を所有していても、それを取り崩して生活する生き方は不幸感が強いと言います。
老年でも、生活費を上回る収入が入ってくる仕組み作りをしておかないといけないわけです。
経済だけでなく、健康も、家族も、知的生活も大事で、また誰でもが長生きできるわけでもなく、そうなるとますます「成功長生き」のモデルケースが見当たらないということになります。