内外の変化に合わせて会社も変える

経営コンサルタントは余程選ばないと、経営コンサルタントに会社をガタガタにされたという例をいくつも知っています。

 

そんな中で私が信頼を置く経営コンサルタント一倉定先生。

 

一倉定先生はもう亡くなられていますが、今でもその著書を読んだり、講演のCDを聞いたりしています。

 

会社は「市場での活躍」があってこそ繫栄します。

 

従って市場を無視しては成り立たないのです。

 

市場にはお客様とライバルとがいて、そこでどう上手く戦略を練るかが問われるわけです。

 

ところが市場というのは変化していきます。

 

「一番強いものが生き残るのではない。うまく変化したものだけが生き残る」というのは進化論のエッセンスですが、企業活動というのもまさにそれと同じ。

 

ところが変化するのは市場だけでなく、実は会社自体も内部で変化しており(たとえば経営者や社員の年齢)、そういったすべてのことを踏まえて「決定」し「決断」していかなければいけないということに最近気がつきました。

 

一倉定先生は「銀行」や「社員」のことについても多くの教えを説かれていますが、それらを踏まえての私の結論が「銀行のお世話にならない」と「できるだけ少人数の会社にする」です。

 

銀行には銀行の都合があるわけで、それにイチイチおつき合いしているわけにはいかないのです。

 

当社の取引銀行は1行だけで、その通帳は資金繰り表を兼ねています。

 

また、不動産に稼いでもらうストックビジネス事業に転換したのですが、そうするとスタッフが少なくてすみ、人の問題で悩むことがなくなりました。