具合の悪いことが起こる前には、何らかの兆候があるのではないかと思います。
阪神大震災や東北大震災の前にも、何かの兆候があったのに違いありません。
災害だけでなく、経済のバブル崩壊なども、そうだと思うのです。
1989年をピークとしたバブル経済の崩壊なども、今から思えばいっぱい兆候があったと感じられますが、何せ初めての経験だったので、そんな兆候は「なんだかんだ」と理由をつけて無視していたように思います。
先日、久しぶりに体調を崩したのですが、やはりそれも兆候がありました。
2,3日前にノドに違和感があったのです。
私がカゼを引くときは、いつもノドから来るのですが、長い間カゼを引かなかったので、気がつかず油断していました。
やはり瞑想のような時間をつくり、静かに自分の体や、経済の流れや、世界の動きを観る“ひと時”が必要なのかもしれません。
実務的な兆候で言うならば、私の経験則では「遅刻するセールスマンからモノを買うな!」というのがあります。
遅刻した人とビジネス上の取引や取り組みをすると、ほぼ100%おかしな結果に陥りました。
これは兆候と言っていいのかどうか分かりませんが「一見、自分に不利なこと」が起こってうまく前に進まない時も「これは神さまが何を意味されているのだろう?」と考えるクセがついています。
ムリして進まずに待っていると「やっぱりやめてよかった」とか「あとからもっといいことがやって来た」という経験を何度もしています。