世界経済がどの方向へ行くのかを、注意して観察しています。
物事にはその兆候というものがあり、それを見逃さずに見ていると予測ができます。
先日から、ヨーロッパの金融不安の記事が新聞を賑(にぎ)わしています。
ギリシャだけの話だったものが、イタリアに飛び火し、今度はフランス国債まで云々(うんぬん)されるようになってきました。
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ヨーロッパでまともな経済はドイツとオランダだけだと思っていて、ちょうどいいぐらいかもしれません。
欧州の「弱」経済国の動きは、基本的には日本のバブル崩壊と同じ動きになると思います。
日本はバブル崩壊の「先進国」なので、自分の経験をもとに今後の予想を立てることができ、これはまことに有利だと思います。
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中国のバブル崩壊は、来年になれば顕在化し、みんなが分かるようになるはずです。
ただ中国のバブル崩壊は経済の問題に留まらないところが怖いところ。
中国には政権交代はないので、政府の代わりに軍が国を動かしていく可能性もあります。
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しかも各地域ごとに分かれた7つの軍は、それぞれが独立独歩。
言ってみれば昔の軍閥のような感じなのです。
シビリアンコントロールが完全に外れた時、軍による「対外戦争」や「内戦」すら想定されるのです。