事業を少人数でできるストックビジネスに絞りました。
具体的に言うと、コインパーキングとコインランドリーがメインになります。
どちらも「あってよかった」と思ってもらえる商売だと思っています。
少人数の小さな会社にはメリットもデメリットもあります。
メリットから言うならば、固定費が少なく、機動性があるということ。
デメリットは、やはり能力の限界があるということです。
不動産業には仲介や管理や分譲や賃貸やコンサルなどがありますが、今の当社の業態は「不動産投資業」になるように思います。
買取り転売のようなキャピタルゲイン狙いではなく、家賃収入のようなインカムゲインがメインの事業です。
その場合、買ったあとの営業努力はあまり求められず、何を買うかの購入時が一番ポイントになります。
自己資金を蓄えて投資しようと思っているので、銀行融資を引っ張ってくる努力もノウハウも不要です。
そのかわり自己資金で買える物件など「たかが知れて」いて、従って「身の丈」に合った投資にならざるを得ません。
「乾坤一擲(けんこんいってき)」とか「社運を賭けて」とかいった案件は、最初からパスなのです。
街の不動産屋出身なので、ランチェスターの法則を守り「営業エリアを一歩も出ない」方針を貫いてきたのですが、コインランドリーでは遠方の物件にも投資するようになりました。
全国チェーンの珈琲店の建物への投資や、トランクルームへの投資も「あり」だと思っています。