ひと昔前の猛烈ビジネスマンだと、無趣味の人も結構多かったように思います。
仕事一筋でやってきたからこそ成功したわけで、趣味に時間や労力やお金をつぎ込んでいたら、それだけ低密度の仕事になっていたかもしれません。
が、無趣味で仕事一本だと、引退後の生活が見えないのです。
会社経営の人など、たとえ「老害」と言われようと、会社にしがみ付くしか方法がないわけです。
サラリーマンであっても、定年後の身の置き場がないという人は、少なくないのではないでしょうか。
趣味は人生を彩る大切な要素ですが、あまりお金や時間がかかるものは、最初から手を出さない方が無難かもしれません。
趣味と遊び(息抜き)とは、またちょっと違い、趣味には積み重ねによる技術修得や、深い境地への到達といったものがあるように思います。
対して「遊び」にはサケとオンナがからんだものも多く、サケとオンナで会社を潰したり、家庭を崩壊させたりした人は、ちょっと探せばすぐに見つかるはずです。
驚くことに、上場した会社でもそんな経営者がたまにいるのです。
私の本来の趣味は「読書」と「旅」ですが、最近は特に神社と歴史にハマっています。
この2つは重なっているところもあるし、ぜんぜん別なところもあります。
が、両方とも、ハマると一生退屈しないという共通点があります。
知識が増えれば増えるほど面白いのです。
また、自動運転車の時代になると、遠い所でもホイホイと行けるようになるので、まことに時代にそった趣味だと自画自賛しています。