東京のホテルで部屋をジュニアスイートに（無料で）アップグレードしてもらったことがあります。
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その時、部屋に置いてあったリクライニングチェアに座って読書をすると、すこぶる快適に本が読んでいけました。
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今まで何回かリクライニングチェアに座ったことはあるのですが、今回は自分の書斎でも使ってみようという気になりました。
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「機が熟した」のですね。
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大きな買い物だし、もし買って「書斎の邪魔になったらどうしよう？」という心配もあり、百貨店の家具売り場でジックリと品選びをしました。
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私は買い物をする時、パッパと決め、あまり迷って時間をかけることはありません（実は不動産でもそうなのです）。
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が、今回は珍しく時間をかけました。
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おかげで書斎に入ったリクライニングチェアは何の違和感もなく、部屋になじんでいます。
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家でもリクライニングチェアを使って本を読むと、どんどん読めていくのです。
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昨夜も12冊ほど読みました。
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机に座って本を読む時は、読書の合間にネットや将棋で「遊んで」しまうことがあるのですが、リクライニングチェアだと体をリラックスさせて本に集中するだけなので「本が進む」のだと思います。
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あまりに気持ちよく「寝てしまう」懸念も無きにしも非ずなのですが、今は早寝早起き型の生活をしているので、眠くなったらサッサとベッドにもぐりこむだけです。
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このリクライニングチェアは、私の人生後半戦の友、それも親友になりそうな気がしています。
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同じようにクルマも2年前にSUVに買い替えたのですが、これもまた私の「旅のよき友」になっています。
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リクライニングチェアにせよ、クルマにせよ、今では完全に自分の一部になっており、いい買い物をしたものです。
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本文とは関係ありません。
