服のパターンを決めてしまう

コンマリこと近藤麻理恵さんの洋服の処分基準は「ときめくか、ときめかないか」。

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すべての洋服を目の前に集め、「ときめく」洋服は置いておき、「ときめかない」のは捨ててしまいます。

私も試(ため)してみましたが「もったいないから」とか「また着るかもしれない」といった言い訳は一切排除されるので、きわめて合理的に服を処分していけました。

ゴソッと服を処分し、在庫が半分になったら、気持ちもスカッとするし、なぜかモノを捨てると運気が上がるのです。

身につける小物や、身の回りにある雑貨でも、ワクワクするものもあれば、見ただけでモチベーションが下がるモノもあります。

後者は思い切って捨てるべきなのです。

お気に入りのモノだけに囲まれた生活は、極めて快適です。

「人は見かけが9割」なので、服装はできるだけ良いものを着たいと思うのですが、それは「服をたくさん持つ」という意味ではありません。

ビジネスマンの場合、自分に似合って、清潔感があって、お洒落な服が見つかれば、全く同じ服を34着購入し、それを毎日交代で着ていけばいいと思うのです。

「今日何を着ていこうか」と悩むこともないし(悩む時間が節約できます)、似合うのが分かっているので、自信を持って着ていくことができます。

私はヒッキー・フリーマンのジャケットしか着ないことにしました。

コインパーキングのの作業や、ワンちゃんとの散歩で着る服は、全く同じパターンで、同じ色(白か黒)で、同じ素材のものをここ10数年間、着続けています。

ユニクロなどで春と秋に半年分の服を全部買っておき、そのシーズンで使い切り、シーズンごとにまた新しい同じ服を買うのが精神的にも時間的にも最も効率がいいように感じています。