1日1捨て

「1日1捨て」を実践しています。
会社や自宅にあるものを、1日1つずつ捨てていこうというものです。
そんなに毎日毎日捨てるものがあるのかと問われれば、あるのですね、これが。
一応「1捨て」と言っていますが、一つで留まることはなく、3〜5個ぐらいは必ず一緒に捨てています。
ひとつ捨てるごとに、一つ心が軽くなります。
まさに「捨てれば浮かぶ」のであります。

5年前に自宅の引越しを、3年前に会社の引越しを行いました。
その時に大袈裟でなく、トラック何台分ものモノを処分しました。
そのあとも折(おり)を見てはモノを捨ててきました。
従って他の人と比べると、私は随分とスッキリしている方なのですが、それでもいくらでも捨てるものが出るのは不思議でもあります。

「捨てる」には決断力がいります。
執着をも一緒に捨てるわけです。
モノと一緒に過去も捨ててしまいます。
そうすると残るのは希望の未来だけになります。
「前向きポジティブ思考」はそんな環境から生まれるのだと思います。
机の引き出しやタンスの中がスカスカになるにつれ、気持ちのほうも実にスカッとするのです。
騙されたと思って、ぜひ一度トライされることをお勧めいたします。

先ほどまで海外旅行の準備をしていました。
4日間ほどの旅なので、普通の大きさのカバン2つほどで行こうと思ったのですが、いつも荷物の多い私は、とてもそれでは収まりきれませんでした。
財布やパスポートやパソコンを入れた、肌身離さず持つべきカバンと、本をぎっしり詰めたリュック、そして着替えを詰め込んだ旅行用カバン。
いつも荷物が”やたら”多いのです。

古くなった下着類を旅先で着た後、そのまま捨ててくることがよくあります。
今回もその手を使います。
旅行の準備をしている間も、タンスの奥から、もう何年も来ていないような服を見つけては処分をしました。
旅に出かけるごとにタンスや洋服入れがスッキリするのです。
旅は不要なものを捨てる絶好の機会でもあります。