掃除は神事

38歳の時に師の鍵山秀三郎先生と出会い、その時から本格的な掃除を始めました。

同時に次の言葉も教えていただきました。

「10年偉大なり、

20年畏(おそ)るべし、

30年歴史なる

50年神のごとし」

今は鍵山流掃除を28年間続けてきたところで、あと2年で「30年歴史なる」に到達です。

「95歳までバリバリの現役で働く」つもりなので「50年神のごとし」も達成できるはずです。

「凡事徹底」は鍵山秀三郎先生そのものを言い表すキャッチフレーズのようなものですが、掃除のように誰もができることを、誰もができないぐらい徹底的に行うことを言います。

鍵山秀三郎先生の徹底ぶりは“そんじょそこら”の気持ちや努力では真似できるレベルではありません。

鍵山秀三郎先生の(いい意味での)凄まじさを知っている私は「凡事徹底」ではなく「凡事継続」を試みようと思っています。

凡事を続けていくだけなら、私にだってできそうな気がするからです。

長いこと生きていると、自分の才能や努力だけでは達成できないことがあることが分かってきます。

諦めるというのも一つの手だし、神さまのお力をお借りするというのも、また別の一手でもあります。

「運」というのは、自分の才能や努力を超えた神様の分野です。

では「その運を良くするにはどうすればいいのか?」ということなのですが、掃除はその最有力手段の1つです。

掃除をすると運が良くなるのは、私自身が何度も経験していることで、これは間違いがありません。

掃除をキチンとしていると、災難や魔が近づきにくくなるという効用もあります。

最近は掃除を神事ととらえるようになりました。