平成と令和の自分を比べる

平成元年は1989年。

バブルのピークでもありました。

この時は「金儲け」に忙しくて、改元の記憶があまり残っていないのです。

忙しすぎる毎日を送っていると、ある期間の記憶がスッカリ飛んでいるということがあります。

今回の平成から令和への改元はシッカリ記憶に残しておこうと思っています。

昭和から平成に移ったときは、後(のち)にあれほど経済的な苦境が待っているとは思いもしませんでした。

私自身もバブルで天狗になっており、いま考えても傲慢さいっぱいでした。

あれから30年、さすがに精神的レベルや経済的レベルは向上しており、令和の時代もなんとかやっていけるのではないかと考えております。

東京オリンピックのあとに大阪万博が来るというのは、かつての高度成長時代と同じパターンでもあります。

令和の時代の日本の飛躍を願っています。

平成になりたての自分と、令和の自分とを比べると、いろいろな違いがあります。

平成改元の時は、事業活動一本で「投資」という考え方がありませんでした。

今は不労所得が物心両面の余裕をもたらせてくれています。

読書数だって月30冊ぐらいだったのが、今は月200冊。

健康面や頭の良さは今の方が圧倒的に上です。

体重だって10キロほど減り、お腹まわりも多少はスッキリしています。

一方、人づきあいや人脈や、ついでに言うと社員数もかなり減りました。

少人数の良質な人たちとの触れ合いでいいと思っているし、実際、決して悪くはありません。

もっと言えば、孤独に耐えたり、孤独を楽しんだりする境地があってもいいかもしれないと思っています。

何と言っても令和改元時の自分と、平成改元時の自分の一番大きな違いは、神道への信仰心を持っている否かなのであります。