小さな贅沢

スイミングクラブへ行く日は、ほかの用事は全く
入れないようにしています。

先日の過労による病気の時は、スイミングに行か
なかったので、丸々1日空白の日ができました。
(普段、全く予定が入っていない日というのは、
ほとんどありません)

するとどうだったかと言うと、ものすごく楽しい
充実した1日となったのです。
具体的には、ほとんど本を読んで過ごしました。
(たまたま日曜日だったので、会社は休みです)

「毎日が日曜日」というのは、ネガティブに使われ
ることが多いのですが、何の予定も入っていない日
が、これほど贅沢だとは思いもしませんでした。

私は手帳を予定で埋め、真っ黒にするのがどちらか
と言うと好きなのですが、今後は空白の「贅沢な日」
も、いっぱい作っていこうと思います。

話はガラリと変わるのですが、コインパーキング
の集金の際に清掃も行います。
あるコインパーキングは、まわりに木が多いので、
いつも落ち葉が落ちています。

特に枯葉の時期は、その量が半端ではありません。
が、落ち葉を掃いていくのは楽しいのです。

しかも掃いているうちに心まで整ってくるのです。
ある意味、こんな贅沢はないように思います。

毎日、小さなことで感動できる人こそ「人生の達人」
だと思います。

神さまが、普通の生活のいたるところに隠してお
られる「幸福の箱」を見つけるのは楽しいのです。

見つけるたびに小さな感動。
でも忙しすぎたり、心が荒(すさ)んでいたりす
ると、せっかくの宝物が目に入らなくなってしま
います。