本から出ているオーラ

私も本はよく読む方ですが「読書はこうでなけれ
ばならない」と決めつけてしまうと、途端に読書
が面白くなってしまいます。

人によって、いろいろな読み方があっていいと思
うのです。
精読もあれば、多読や乱読があってもいいわけです。

赤線を引いたり、本にメモを書きながら読んだり
する人もいるし、何もせず目を通すだけの人もい
ます。

私の読書法は、手当たり次第にたくさん読むこと。
興味のある分野やマークしている著者の本を、
あるだけ注文し、どんどん読破していく方法です。

頭に入っているかどうかは、あまり気にせず読み
進めています。
本を読むのは速い方だと思いますが、速読法と
いったものは学んだことはありません。

速読法の本も今まで20冊ぐらいは読んでいると
思いますが、役に立ったと感じたことは一度も
なかったように思います。

私の読み方は、あえて言えば「ななめ読み」に
近いのですが、最近は「飛ばし読み」とでも言え
そうな読み方をしています。

雑誌を最初から最後までキチンと読む人はいない
と思います。
自分が興味のある記事だけを拾い出して読んでい
るはずです。

本も同じような読み方でいいと割り切ることにし
ました。

本は頭への栄養剤であるだけでなく、心の栄養剤
です。

「本をたくさん読んでいる人の目からは光が出て
いる」と書いた本がありました。
その後、多くの読書家を観察していると確かに
その通りでありました。

本がたくさん並べられた空間からはオーラが出て
います。
その空間に入っていくだけでも、心が整えられる
のです。