60代になってから、いろんな学習法を見つけ出しました。
「なぜ60にもなって…」という感じで、もっと早く見つけてもよかったわけですが、やっぱりそれまでは仕事が忙しかったのです。
事業をストックビジネスに切り替え、会社もダウンサイジングして、今やっとホッとしている自分がいます。
同時に余裕ができ、本来やりたかった勉強に集中できるようになりました。
このブログでも何度も書いているのですが「ヨコ勉」という勉強法(読書法)を開発しました。
「ヨコ勉」とは「わかっても、わからなくても」どんどん本のページをめくっていき、また1冊で終わらず、同じテーマの本を何冊も読んでいく方法です。
実にいい加減な読み方で、時には読む速さに(ページをめくる)指が追いつかない場合があります。
それでも同じテーマの本を10冊も読んだ頃には、何となく全体が把握できたり、重要な項目が頭に残ったりします。
ただし相当の集中力が必要で、今のところ私には会社でしかできない読み方でもあります。
最近「ル・モンド勉強法」というのを始めました。
フランスの新聞「Le Monde」のネット版で、最初の記事だけを書き写し、辞書を使ってそれを訳していくというものです。
記事自体が「生きて」おり、内容に興味があるし、役に立つという利点があります。
私も今までいろんな語学学習法を試してきましたが、この「ル・モンド学習法」はほぼ最高に位置するのではないかと思います。
あまりに素晴らしいので、今から10年間続けようと思っています。
調子に乗って「The Economist」(英語)や「WELT」(ドイツ語)でもやってみることにしました。
もしうまく継続するようだと、今後ブログで散々自慢するはずです。