私は鍵山秀三郎門下生でもあるので、普通の人の数倍、掃除に時間をかけています。
掃除自体は好きなのですが、あまりに時間をかけ過ぎると「こんなに掃除ばかりやっていていいのだろうか?」と少々焦り気味になります。
掃除を「仕事の本筋」と見なすのか、あるいは「雑用」と見なすのかによって、気持ちがだいぶ違ってくるのです。
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「掃除とは仕事の1丁目1番地なり」と喝破したいと思うのです。
そうすると掃除は雑用ではなくなり、本腰入れてやるべきことになります。
つまり少々時間がかかっても全然焦る必要がないということです。
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鍵山秀三郎先生のお言葉に「一つ拾えば、一つきれいになる」というのがあります。
掃除をやってムダだったということはないし、広い範囲を徹底的にやるだけが掃除ではありません。
ホウキで掃いて回り、チリトリがいっぱいになったら、チリトリ一杯分キレイになったと考えればいいのです。
だから力を抜いて掃除していけばいいと思うのです。
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特に当社の場合、メインの事業がコインパーキングなのですが、何度も書いているように「キレイなコインパーキングは街の味方。汚いコインパーキングは街の敵」なのです。
いつもキレイなコインパーキングを維持して、街のサポーター役に徹したいと思っています。
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掃除というのは思った以上に時間がかかります。
ちょっと本腰入れてやろうとすると3時間ぐらいはあっという間です。
現場が乱れると心も乱れるし、心が乱れると現場も必ず乱れます。
また現場が乱れると、そこを利用する人や通りがかった人の心まで乱れます。
結構責任重大なのです。
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鍵山秀三郎先生のように、掃除に一生をささげられたような方でも、本業の方は自転車での行商から東証一部上場企業へと発展しているわけで、掃除ばかりやっていても何ら心配はないと断言できそうです。
「掃除」か「会社繁栄」のどちらかを選択しなければいけないのではなく、両方ゲットできるというわけなのです。
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掃除に目覚めた人というのは案外少なく、大企業の社員でも公務員でも政治家でも、公共の場所(例えば駅前広場や公園)を掃除しようとする人はほとんどいないように思います。
まさに中小企業経営者の独断場であります。
これは「掃除に学ぶ会」などへ行って、掃除の実践に取り組む人たちを見ればよく分かります。
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