1日1食のお話 (断っておきますが私はムリですよ)

1日2食にしてから体調がよくなり、お腹まわりがスッキリしてきました。
体重で言うと8キロ減です。
朝食を抜く1日2食が多いのですが、私の場合はお昼を抜きます。
体のことだけでなく、1日2食にしてとても便利なことがありました。

それは旅に出た時です。
お昼を食べなくていいので、行動が中断されないのです。
海外旅行では特にそのメリットを感じます。
時間が節約できるのはもちろんのこと、昼食を食べたあとの眠気とも無縁です。

会社においても、デスクワークが溜(た)まっているような場合、仕事を中断せずに集中して継続していけます。
私は朝食にも昼食にも夕食にも1時間はかかってしまいます。
昼食を抜くと、1時間が浮いてくるわけです。
もし1日1食にするとしたら、もう1時間浮いてくる計算になります。
が、それだけではありません。

「1日1食」の実践者の人の本を読むと、単に食事時間だけでなく、睡眠時間が短くてすむようなのです。
ある人の体験談によると、おおよその目安として、1食につき3時間睡眠が必要になるとのこと。
1日3食食べていたら1日9時間の睡眠が必要であり、2食なら6時間、1食なら3時間ですむというわけです。

三枝成彰さんの『無敵の「1日1食」』を読みました。
私が非常に共感したのは次の文章です。
「私が1日1食にしたのは、痩せるためでも、健康になるためでも、悟りを開くためでもありません。全力で仕事に取り組むためです」。

私はやりたいことがあり過ぎて、時間がとてもタイトになっています。
もしもう1回食事を抜けば、食事と睡眠時間の合計で、理論上4時間もの時間が浮いてくることになります。
「時間足らない病」の私にとっては、かなり魅力的な話なのです。

秋山佳胤(あきやま・よしたね)という弁護士の方がおられます。
この人は1日1食どころか、1日不食
全世界には1万人ぐらいが、食べなくても生きていけるという人がいるそうです。
ただし秋山弁護士の場合は仙人過ぎて参考になりません。

1日1食がムリなら、せめて「1日1.5食」ぐらいがいいかもしれません。
1日1.5食のデキる男を挙げるとしたら、ジャパネットタカタの元社長やロシアのプーチン大統領がいます。
私も仲間に入れてもらいたいという気持ちがあるのですが…。