還暦過ぎたら自由自在

私は成人の平均的な食事の量よりもかなり少ないと思うのですが、それでもちょっと食べ過ぎると体重が増えてしまいます。
昼食を抜いてから8キロほど減ったのですが、それ以上は全然減りません。
高校生の時の体重と同じなのですが、お腹はちょっと出ているような気もしております。

自分が一番充実した時間を過ごしているのがいつなのかを考えてみました。
私の場合、机の前に座っている時が最も生産性が高く、自分でも納得できる時間を過ごしているのです。
会社だと仕事をしているし、自宅だと読書や勉強をしています。

リビング・ダイニングにいる時は、何かを食べている時間です。
朝食で45分ほど、夕食で1時間ほどの時間を費やしています。
1日1食にすれば時間が浮いて、もっと生産的なことに時間を使うことが出来るのですが、今のところ空腹を我慢する自信はありません。

もうテレビの前で何時間も過ごすということはさすがになくなりました。
同じ1時間でも本を読む1時間とテレビを見ている1時間では、その内容に10倍の差があるように感じます。
いつの日かテレビを家からなくし、NHKの受信料を払わなくてもいいようにするのが、私の夢の一つでもあります。

先日62歳になったのですが、還暦というのは実に便利で、世間的には還暦になったら本気で働かなくてもいいということになっています。
ところが私の場合、そこから95歳まで本気も本気で働こうという気持ちを持っており、世間の思い込みを全く無視して働けるところが何とも気持ちいいのです。

「会社は大きくしなければいけない」や「売上げは前年を越えなければならない」などという囚(とら)われからは完全に自由になりました。
それどころか「全身全力で極力長時間働かなければいけない」などという束縛からも抜け出すことが出来ました。
もうこれからは自由自在に出来るだけ楽に高収益を上げたいと思っているのです(20代、30代の人がこういうことを言うとヒンシュクを買うと思います)。

私の課題は仕事や勉強を思いっきり楽しむこと。
楽しんでやる仕事や勉強がどれほどの成果を上げられるのかを、私自身が実証して見せたいと思っているのです。
例えば還暦を過ぎてから、新しい2カ国語(候補はフランス語と中国語)をマスターするなんてムチャクチャ格好いいじゃありませんか。