ちょっと自分を鎖国状態に

ちょっと行きたいセミナーや、参加したいパーティーや会合が“ちょくちょく”あるのですが、自重しています。
普段の日常生活があまりに充実し過ぎているので、それを崩すような動きは極力したくないのです。
そうでなくても今年はまだ海外旅行が4回、国内旅行(出張を含む)が10回も残っているのです。

今はライザップ中なので、週2回夜の予定が潰されます。
これはかなり痛手で、月にすると9回ほどウェブレッスンが飛んでしまい、読書数で言えば50冊ほど読み損ねる計算になります。
働く仲間と2人でライザップに行っているのですが、もし1人で行っていたら完ぺきに途中で挫折していた自信があります。

営業担当の人は別にして、普通の仕事であれば、大企業に勤める人でも社内の5人程度の人と接しているだけではないかと思うのです。
私など地方都市で小企業の社長をしているので、常に「井の中の蛙」になってはいけないという、一種の強迫観念があります。
参加する会合は絞ったものの、少なくともそれらには「出なければいけない」という、何か強制された気持ちがあるのです。

一度死んだことにして、いったんそういった柵(しがらみ)をすべて捨ててみたらどうかという気がしてきました。
22歳で社会人になり、そこから40年間頑張ってきました(中身はスカスカですが)。
今までの40年間と、これからの30数年間とを比べると、圧倒的にこれからの30数年間の方が仕事ができそうです。

少なくとも95歳まではバリバリの現役で働こうと思っています。
もう未来志向しかないのです。
過去の成功も失敗ももう気にしなくていいのではないでしょうか。
友人も自分が成長するにつれ、どんどん変わっていきます。
素晴らしい友人を持ちたいなら、自分が変わっていくことです。

今年の後半戦の作戦は、新しいことへの挑戦は保留にし、今やっていることをより深く極めていこうというものです。
せっかく読書が絶好調なのに、それを阻害する予定を入れないようにしたいと思うのです。
「毎日スイミングしよう!」というインスピレーションがあったのですが、これなど今のところ絵に描いた餅。
どこかで実行に移したいと思うのです。

「本を書く」といった目標だって毎年蔑(ないがしろ)にしてきています。
何でもかんでも新しいことをやりたがらずに、また色々な会合に出ようとせずに、ちょっと自分を「鎖国状態」にして、やるべきことに集中してみようと思うのです。
日本の様々な「和」の文化だって、江戸の鎖国時代に成熟し、花開き、今日まで伝わっているわけではないですか。