本との一生のお付き合い

私は本も新聞もよく読むのですが、雑誌にはほとんど目を通してきませんでした。
それが最近は結構読むようになってきたのです。
経済誌系の雑誌にはレベルが高く役に立つものが多いと知ったからです。

購読している雑誌は『東洋経済』、『週刊ダイヤモンド』、『日経ビジネス』。
最近『日経マネー』も購読し始めました。
本よりも雑誌の方が情報としては新鮮です。
特に最新の企業情報はこういった経済誌によって得られることが少なくなく、株式投資にとって貴重な情報源となっています。

新聞は『日本経済新聞』、『日経流通』、『日経金融』、『日経産業』、『日刊工業新聞』と、英字紙の『フィナンシャルタイムズ』と『ウォールストリートタイムズ』を購読しています。
ちょっと忙しくなったり、旅行に行ったりすると、新聞が山のように積み上がることになります。

そのうえ雑誌や本を読むので、一種の「活字中毒」と言ってもいいかもしれませんが、最近はマンガまで読むようになってきたので、中毒の範囲が大いに広がったと言えなくもありません。
何も読むものがないと禁断症状すら出てくるので、確かに「中毒」そのものです。

世の中には物凄く優れた経営者がいます。
また商才に恵まれた人もたくさんいます。
ところが私はそうではありません。
そういった人たちと自分とを比べてヘコむ暇があるなら、徹底的に本を読んでいこうと思うのです。

本の著者の中には年間2,000冊程度の本を読む人は結構いるのですが、私の周りには誰もいません。
多読は知的生活のコアであり、自分にとっての武器でもあります。
これを磨くことこそが自分の「生き筋」だと思うようになりました。

本当にありがたいことに、本を買う経済的ゆとりも、本を読む書斎も、本を収納するスペースもあります。
これだけ恵まれていて本を読まない手はないのです。
本を読むと、いながらにして世界が広がっていきます。
生涯、本と深く関わっていけることが私の究極の願いでもあります。