自分的服装革命 その2

私は一人旅の海外旅行が多いのですが、最初のころは、旅行中は出来るだけラフで楽な格好をしていこうと思っていたいました。
が、そんな服装をしている時に限り、入国審査で引っかかったり、旅先でも“ぞんざい”な扱いを受けたりすることが少なくありませんでした。
ところがある時からブレザーを着るようになり、それ以降ていねいな扱いを受けることが多くなったという経験をしています。

海外旅行では、あまりフォーマルな服装をしていては歩き回れないし、あまりラフな格好では一流レストランやお店では気後れしてしまうのです。
その矛盾をどう解決したらいいのかをプロのスタイリストに相談しました。
靴はレザースニーカーにして一挙に解決。
また基本はブレザーを着用し、小ざっぱりした服装を心掛けるようにしました。

お気に入りの服を着るとモチベーションが上がることにも気がつきました。
お気に入りのものに囲まれた生活は実に快適でハッピーなのですが、服もその例外では全くありません。
ワクワクする服だけを残して、あとは捨てるのが正解。
捨てる時の阻害理由は「また着るかもしれない」と「もったいない」。

「また着るかもしれない」に対しては「永久にその時は来ない」が真実だし、「もったいない」に対しては「限られた収納スペースを、着ることがない服で占領させてしまう方がもったいない」し、「気に入らない服に囲まれて、自分のモチベーションを下げる方がもっともったいない」と言えるのです。

服が「なりたい自分」に導いてくれるわけですから、自分の服装のコンセプトを考えてみました。
そこで出てきたのが「富裕層の個人投資家」。
成功した個人投資家がそのイメージです。
富裕層の個人投資家はスーツにネクタイ姿で働くことは稀です。
またIT企業の人たちのようにTシャツで働くこともないでしょう。

高級感あるブレザーを基盤にした服装が相応(ふさわ)しいのではないかと感じるのです。
またここ一番では羽織袴。
日本の男性が最も似合うフォーマルウェアは羽織袴に決まっています。
ただし着物は着こなすのが難しいのです。
従って出来るだけ色んな機会に着物を着ていこうと思っています。
例えば一流レストランや和食のお店での食事会で、美人が会食のメンバーに入っている場合は100%羽織袴で行きたいと思っています。