伊勢から東京クルマ旅 睦月編 その2

冬の間は、伊勢神宮参拝を着物で行きたいと思っています。

正式参拝をしようと思ったら(着物の場合)羽織袴でなければ「御垣内」に入れてもらえません。。

5時半に起き、羽織袴を1人で着用し、7時前にホテルを出ました。

羽織袴を着る場合、焦るとパニックになって、帯や紐(ひも)をどう結べばよかったのかが、スコンと頭から抜け落ちてしまうのです。

洋服だといくら焦っていても、着方を忘れてしまうなんてことはありません。

だが羽織袴の場合、本当に着ることができなくなるのです。

そんな服装って、世界中どこを探しても他にはないのではないでしょうか。

羽織袴を用意する時間も含めて、普通は30分ほどで着ることができると思うのですが、1時間ぐらいの余裕を見ておかないと絶対ダメなのです。

伊勢神宮の外宮・内宮の両方の参拝だと、1万歩以上歩くことになります。

着物だとどうしても歩くのが遅くなり、また歩いている間に、前の紐(ひも)がほどけてきたり、袴(はかま)の後ろがずり落ちそうになったりしたことがあります。

こればかりは「着慣れ」するしか方法はないように思います。

参拝に限らず、今後もあらゆる機会を活用して羽織袴に挑戦したいと思っています。

1月は毎年参拝客が多く、早朝から団体での参拝も何組かあります。

バスで来るわけですが、朝5時ごろ集合しているのかもしれません。

2日間の参拝が終わると、毎回ホッとします。

早朝参拝を終え、朝食のあと、朝11時ごろにホテルをスタートし、いざ東京へ。

緊張から解き放たれてルンルン気分です。

参拝の時に得た良い波動や、クルマの中で聴くCDの影響で、毎回フレッシュな気持ちになります。

8時間半のドライブののち、東京のホテルに到着。

今回の宿泊は無料でアップグレードしてもらっていて「ジュニアスイート」でありました。

ありがたいのですが、1人では超・広すぎるのです。