思い込み」から自由になる その1

考え方をちょっと変えるだけで人生が激変します。
「会社は前年対比で必ず売上げが上回らなければならない」とか「社員数は多い方が立派な会社」とか「トップは率先垂範して頑張らなければならない」とか「贅沢は敵だ」とか「嫌な仕事も我慢してしなければいけない」とか、今まで常識のように思い込んでいたことから、少し自由になろうと思うのです。

無論、還暦を過ぎたから許されるといった点も大いにあります。
30代、40代、50代と懸命に働いてきた後の60代以降は、かなり魅力的で濃厚な時間が待っています。
このブログの読者の方は60歳以下の人が多いと思いますが、還暦を楽しみに日々頑張られたらいいと思います。

丹波哲郎という大俳優がいましたが、この人は霊界の研究にも熱心でした。
昔、私が今ほど「霊的真実」の知識を持っていなかった頃、丹波哲郎の本を読んで、なるほどと思ったことがあります。
「この世での生き方のレベルによって、死んでから行く世界が変わってくる。良い生き方をしていたならば素晴らしい世界へ行く。あの世を楽しみにしながら、この世を精いっぱい生きていけばいい」といった趣旨の話でした。

同じように還暦以降を楽しみにしながら、働き盛りを駆け抜けていけばいいのです。
私には定年や隠居なんて言葉はありません。
仕事の質や内容は変化するとしても、一生働き続けるつもりです。
当然、生涯「納税者」であろうと思っています。

日本の財政が大変とかなんとか言いますが、理由は簡単で福祉に莫大なお金がかかるからです。
「福祉」を持ち出せばだれも反対できずに、ずるずると支出が増えていきます。
若い人たちの負担を増やす「長寿」なんてちっともメデタクないわけです。
解決法はただ一つ。
みんなが生涯楽しみながら働き続けるということです。

実際「生活のため」などといった金銭的束縛から離れた仕事は気楽で楽しいのです。
私は30代、40代、50代と、人よりは多少多く働いてきたと思うのですが、反省点がいっぱいあります。
よく再起不能にならなかったものだと思うことも沢山ありました。
それらの反省点を踏まえ、今からの30年間は超充実の仕事人生にしたいと思っているのです。