シンガポールへの旅

働く仲間と一緒にシンガポールに行きました。
私は海外旅行だけは全部記録しており、調べてみたらシンガポールは今回で何と8回目でした。
美味しい食事、温暖な気候、街のキレイさ、治安の良さなど、すべての点で満点に近い国ではないかと思います。

関西空港から直行便が出ているのも有難く、7時間ほどのフライトです。
海外に行く時はいつも空港からホテルまで緊張し居心地が悪いのですが、シンガポールでは最初からリラックスです。
朝7時半に宝塚をスタートし、ホテルに到着したのが夕方6時ごろ。
2泊3日の旅行です。

シンガポールの人口は540万人。
一人あたりのGDPは日本を抜いています。
淡路島と同じ大きさですが、淡路島は人口15万人ほど。
面積は同じでも、人口や経済力が全然違います。
シンガポールはマレーシアから分離独立し、中華系の人たちが中心になって(今でも人口の77%)国が発展してきました。

シンガポールの共通語は英語で、マンダリン(中国標準語・北京語)やマレー語やタミル語なども話されています。
以前、シンガポールの中華レストランで簡単なマンダリンを話したら通じなかったことがあり、多分その人たちの先祖は福建から来た人たちではないかと推測しました。

シンガポールのクルマは80%が日本車とのこと。
ただしタクシーは現代自動車ソナタが多いようです。
シンガポールはクルマの関税が高く、1500CCぐらいのクルマでも850万円ほどもするのだそうです。
日本の4倍の価格ですが、そうでもしないと街中クルマで溢(あふ)れかえってしまうのでしょう。

シンガポールは11月から1月までが雨季だということを、シンガポールに来てから初めて知りました。
スコールのような雨ではなく、しとしとと日本の梅雨のような天気です。
着いた次の日に、ガイドと車の予約をして半日観光の手配をしていたのですが、信じられないことにガイドが遅刻してきたのです。
こんな経験は初めてで、鬱陶(うっとう)しい天気に輪をかけた出来事でした。

私は遅刻は自分がするのも人にされるのも大嫌いで、その点に関しては寛容の精神は全くありません。
普段は結構チップをはずむ方なのですが、今回は一切出しませんでした。