勉強がしたい!

いま自分が学生時代に戻ったら、かつての数十倍の効率で勉強していると思います。
今から思えば、本当に甘い知的生活をしていたものです。
ある人が「学生生活の4年間で1,000冊の本を読むべきだ」とおっしゃっていましたが、仮にも大学生であれば、それぐらいは読んで卒業したいものです。
たぶん私も1,000冊は読まずに来てしまったと思います。

本当に「甘い、甘い」10代、20代を過ごし、30代になると一転猛烈に仕事が忙しくなります。
ある意味、本どころではないわけです。
語学だって唯一「ラジオ英会話」を聞くぐらいであって、正直なところ、それだけでは英語は進歩しようがないのです(20年間聞き続けた自分をエライとは思いますが)。

私の場合30代後半の時にバブルが崩壊したのですが、40代、50代は会社を建て直すために働くしか選択の余地はありませんでした。
経済的に安定し出したのは、50代の後半からで、ほんのここ5年ほどのことです。
経済的に安定して初めて分かったのが「自分が本当にやりたかったことは勉強だ!」ということなのです。

思えば遠回りをしてきたものです。
もし60歳が人生の定年としたら「私は一体何をしてきたのか?」と忸怩(じくじ)たるものがあると思います。
が、本当にやりたいことが分かった今、引退などしておられず、95歳までバリバリの現役で頑張るしかないと思っております。

もとより寿命は神さまの範疇であって、自分でどうこうするものではないとは分かっているのですが「95歳までバリバリ現役宣言」をすることにより、案外その願いは実現するような気がしてならないのです。

神道にハマっているので、ちょっと本格的に神道のことを勉強してみようと思いました。
国学院大学という神道専門の学校があります。
そこで神職の通信教育というのがあり、受けてみようかという気がしています。
不動産屋のオヤジなので、神職になる気はあまりないのですが、神道のことをもっと学びたいという気持ちは猛烈にあるのです。

私は関西学院(かんせいがくいん)というキリスト教の高校・大学で学びました。
キリスト教には真摯に向き合ったつもりです。
大学にも「キリスト教概論」といった正規の授業があるのですが、その成績は学年(600人います)で1番でした。
今度は国学院神道を学ぶのもいいのではないかと感じています。
仮に挫折したとしても、ブログのネタぐらいにはなるのではないかと思っています。