服装を変えれば人生が変わる

「しぎはら ひろ子」という人が書いた「その無難な服では稼げません!朝5秒の鏡の魔法」を読みました。
キャリアウーマン用に書かれた本だと思うのですが、非常に参考になりました。
ファッションについて書かれた本をよく読むのですが(私の場合は男性ファッション)、この本はファッションの技術論ではなく、ちょっと大げさに言えば「哲学書」なのです。

ちょっと巻頭文から抜粋します。
「見た目を変えると人生が変わります!
あなたは、いつも無難な服を着ていませんか?
その無難は服では、人生はまったく変わりません。
あなたが『見た目』を変えると、周りの反応が変わり、お金・チャンス・仕事・恋愛、人生すべてが好転します。」

「それは、あなたにとっての『シンデレラの魔法のドレス』。
確実に、あなたが望む未来へ導く服を、見つけ出せるようになります。
それには、おしゃれもセンスもいりません。
コーディネートも着まわし術もいりません。
必要なのは『自分がいかに在りたいか』を明確にするだけ。
さあ、『見た目』を変えたら、次に新しい人生をつかむのはあなたです」

良い言葉ばかり使っていると良い人生になっていくのは、私自身が実体験中です。
同じように服装を変えると人生も変わっていくのですね。
「こうなりたい」と思っている理想の自分に似合った服を、まずは着てしまうべきなのです。

ある女性教育ジャーナリストは「しぎはら ひろ子」さんのアドバイスに従って服装を思い切って変えたところ、倍の講演料がもらえるようになったそうです。
また別の人はホテルでアップグレードされた部屋に通されることが多くなったとか。

私は今までオシャレは自分のためではなく、周りの人たちのためにするものだと思っていたのですが、この本ではもう一歩進めて「理想の自分に相応(ふさわ)しい服装をすれば、服が輝かしい未来を運んでくれる」ことを知りえました。

私の場合、今までは「不動産サービス業」から逸脱しない服装を心掛けてきたのですが、還暦後はちょっとコンセプトを変えたいと思います。
今後のコンセプトは「富裕層の個人投資家」。
それに合わせた服を着こなせば、海外のホテルやレストランでもグンといいサービスを受けられそうな気がしています。