プロジェクトF

40代を中心とした「仕事ができて性格もいい」人たちとできるだけお付き合いしようと試みているのですが、その中でもYさんは秀逸です。
仕事は歯科医なのですが、8人ものドクターを使い、歯科衛生士などのスタッフを入れると、ちょっとした中小企業顔負けの規模の診療所を経営しています。

そのYさんと、この半年の間に5回も一緒に旅を共有します。
うち海外が2回(ホーチミンジャカルタ)、国内が3回です(伊勢神宮が2回、出雲大社が1回)。
ちなみに半年の間に5回も一緒に旅をした人というのは、家内も含めて今まで皆無です。

勉強熱心で、また時間的にも経済的にも余裕があるのでお誘いしやすいのです。
ノリがよく、ホイホイと旅行話に乗ってもらえるので、私も「誘い甲斐」があるというものです。
ただし現地のレストランでの待ち合わせなどというパターンも多く、往復一緒というケースは少ないのであります。

Yさんは海外へ行くと必ず医療機関を見学に行き、自分の診療所のレベルアップに役立てています。
私自身は現地の不動産店を訪れて参考にするということはあまりなく、ひたすら街を歩き回り、その街の「におい」を嗅ぐようにしています。
不動産投資にはどの国や都市が相応(ふさわ)しいのかが、段々と肌身で感じられるようになってきました。

私は再来年からフランス語を始める予定なのですが、このことをYさんにお話しすると「自分も始めたい」とのこと。
「旅は道づれ、語学も道づれ」で勉強仲間が増えると、よりモチベーションが上がります。
フランス語マスタープランを「プロジェクトF」と名付けることにしました。
かくして「プロジェクトF」は2016年2月から開始されます。

まだそれまで時間はあるのですが「抜け駆け」は当然O.K.という取り決めです。
が、それまでにYさんは英語を、私はドイツ語を何とかしなくてはならず、とてもフランス語まで手が回らないはずなのです。