将来は語学で身を立てる

ウェブレッスンでフランス語を勉強しているのですが、講師にアフリカ系の男性が現れた時にはビックリしました。
フランスはアフリカの多くの地域を植民地としていたので、今でもそれらの地域ではフランス語が幅を利かせているのでしょう。
それだけに「世界共通語」の座を英語に取られたことで、かなり悔しい思いをしているに違いありません。

昨日のレッスンではチュニジア人の男性がフランス語講師で出てきました。
チュニジア」と聞いて何かイメージが湧く人は、日本人ではまずいないのではないでしょうか。
今のチュニジアの地には、昔カルタゴという国があり、随分と繁栄していました。
が、カルタゴはローマに戦争で敗れ、民族自体も滅びてしまいました。
従って、今チュニジアに住んでいる人たちは、かつてのカルタゴの末裔(まつえい)ではありません。

チュニジア人講師の男性は、日本人といっても通じるような顔をしていたので、最初は“てっきり”日本人講師かと思っていたぐらいです。
いつの日かフランス語を駆使して、チュニジアを初めとするアフリカ大陸に足を踏み入れたいものです。
ただ、治安の悪さをどうクリアしていけばいいのかの問題は残っているのですが…。

夢は「書けば実現する」とか「人に語れば実現する」確率が格段に高くなるのですが、フランス語を始めるにあたっても、そのような経緯がありました。
夢には名前をつけてしまうと、これまた実現する確率が倍増するという傾向があるので、フランス語の勉強を始めることを「プロジェクトF」と名づけました。

何人かの人が「プロジェクトF」に参加表明をして下さったのですが、結局始めたのはYさんと私だけでした。
Yさんは経営者の一人ですが、やはり経営者の人は実行力がありますね。
自分一人でやるのも大事ですが、仲間と一緒に始めるのも、気持ち上の障壁が低くなって“とても”いいのです。

私がこのブログで「来年から中国語も始めるぞ!」と一人でホラを吹いていたら、そのYさんから「『プロジェクトC』に是非とも参加したい」とのメールが来ました。
もうこれで中国語を始めざるを得なくなり、また1歩夢が近づいたというわけです。

ちなみに私の、晩年に世界の3〜4ヵ所ぐらいの拠点で「巡回生活」を行うというアイデアはYさんからパクッたものです。
ついでに言うとYさんは特殊技術をお持ちで、その技術を使い、世界各地で働くことができるのです。
私が晩年、世界各地で不動産屋ができるとは思えず、その点は実に羨ましい限りなのです。