「しあわせ繁栄クラブ」 続き

「わくわく・ポジティブ・大安心」を人生後半戦の標語に掲げましたが、これでやっていって間違いないと最近は確信するようになってきました。
もう「わくわく」する仕事以外はやらないようにしようと思っています。
幸い累積経営で積み上げる仕事に力を入れてきたので、ムリしてまで受注する必要もなくなりました。

「新規事業は、社長がピンとくるものでないと成功しない」とは一倉定先生の言葉ですが、やっぱり「わくわくし」ない仕事には力が入らないと思うのです。
「仕事なのだから」としばらくは頑張れるかもしれませんが、やはり長続きしないのです。
自社の事業を振り返ってみても、社長である私が興味を持った事業は伸びてきたし、逆に興味を失い「ほったらかし」になった事業は先細りになりました。

読書でも「わくわく」する分野をいくつ持つかが勝負で、わくわくする分野を持てば持つほど読書量は増えていきます。
日本語でもそうなのですが、英語だともっと顕著で、例えば海外の書店で英語の本を買おうと思っても、興味のない分野の本は買う気にならないのです。
興味度と理解度は完全に正比例するし、本を読めばますます興味が深まるという好循環となります。

ポジティブは行動、考え方、言葉など、すべてに及びます。
ポジティブ思考をモノにしただけで、成功確率や幸福感が数倍アップするはずです。
一見自分にとって具合の悪いことが起きた時でも、「〜だから、別の方法を考えよということだ」や「〜が起こったのは、〜という意味があるのだ」と考えるだけで、次のステップにサッと移ることが出来ます。
いつまでも“うじうじ”と同じところに留まって悩むこともないわけです。

「大安心」は信仰を意味します。
私の場合は神道です。
自分の力ではどうしようもないことが起こった場合、自分以外の力に頼らざるを得ないと思うのです。
この世的にも、自分の力では防ぎきれないことがあれば警察にお願いするではないですか。
自力で出来ない部分は神様にお任せし、自力で出来ることを一生懸命の努力する方が効率的ではありませんか。
ただし、自力で出来ることと、自力では出来ないことを見極める智恵も極めて大切なのです。