情熱・世界一・高い収益性

富裕層の定義を言うと「不動産や老後の蓄えや生活資金を除いて、投資に1億円フリーに使える人」ということになります。
これがミリオネア。
10億円だとビリオネアとなります。
日本はミリオネアがアメリカに次いで多く、富裕層を相手にした商売も十分に成り立つ環境下にあります。
企業経営者や士(さむらい)族のミリオネアは、仕事もでき、決断も早く、尊敬できる人も多いので、仕事としては面白いかもしれません。

もし新しい事業へ進出するのなら「情熱が持てるもの」、「世界一を目指せるもの」、「収益力が高いもの」の3つを目指すべきだと、本で読みました。
情熱はすべての根源で、もし既存の事業に情熱が持てなくなった場合は、その時は静かに身を引くべきだと思います。
そうでないと顧客や社員に失礼だと思うのです。

「世界一を目指す」というのは、今までの私の発想にはあまりありませんでした。
目指したのは精々「宝塚一」ぐらいで、それでもランチェスター的には正解で、決して間違った目標ではありません。
しかしながら、せっかく還暦を迎えたのだから、ここはひとつ次元が違う目標にチャレンジしたいと思うのです。
でも一体何を目指したら世界一になれるのでしょうか?

「収益性の高さ」というのも、かなり重要なポイントです。
低い収益性のところで頑張るから、いつまでたってもウダツが上がらないのです。
ライバルがいない市場は高い収益性が見込めます。

あるいは他が出来ないような独自の技術を持つ場合も高い収益性が期待できます。
究極的には「利益とは、事業継続に必要なコスト」でもあります(ドラッガーの言葉か、一倉定先生の言葉か、あるいは両方か、ちょっと忘れました)。
素人は「高い収益性」のところを忘れて頑張ってしまい、だから伸びないのです。

「情熱」・「世界一」・「高い収益性」となると、不動産の世界ではちょっと難しいように思います。
もし3つの条件を全部満たす商品があるとしたら「デグチ・メソッド」しかないのではないかという気がしてきました。
どうせ大法螺を吹くのだから、やってみる価値はありそうです。
「デグチ・メソッド」自体の完成度は、まだ2合目にも達していませんが、誰も気にも留めていないのだから、密かに本気でスピードアップしてみようと思うのです。