書斎で仕事を頑張ってみますか…。

会社の業務の転換をしなければ生き残れないとの思いから、ずっとそのことを考え続けています。
昔、一倉定先生のセミナーを受けている時に「社長が会社に出るのは週に1日だけでいい」とのお話がありました。
もっとスゴイのは「赤字会社の社長は月に1回しか会社に出てはならない」というものです。

社長が会社に出ないなんてことが「あり」なのかが、その時はよく分かりませんでしたが、今はよく理解できます。
尤も(もっとも)一倉定先生がおっしゃりたかったことは「社長は自分の会社に出る暇があるならお客様のところを回れ」ということでありました。
穴熊社長は会社を潰す」と同じ意味でもあります。

今の私は「会社に出る時間があるのなら、自宅の書斎で(次のステップとなる)仕事をすべきではないか」という気になっています。
会社に行かずに家で仕事をするということでもあります。
会社に出ないなんて、ちょっと後ろめたさがあったのですが、それも根拠のない「思い込み」の一つだったのかもしれません。

最近になって漸く(ようやく)「個人投資家」という言葉が定着し、社会的にも認められつつあります。
投資会社というのは昔からあるし、完全に一つの業態として認知されています。
その「投資会社」になろうと思うのです。

不動産には様々な種まきをしてきたし、今その収穫期に入っているので、あまり手を入れることはありません。
やるなら株の勉強です。
会社に行かずに家で毎日3時間ほど株の勉強をしようかと思っているのです。

株の投資家の本を読んでも同じことが書いてあるのですが、株のことを何も知らないで買った時は損ばかりしていたけれど、勉強してからはかなり儲かるようになったというのは、私自身の経験と一致しています。
ならば、もっと本気で勉強してもいいわけです。

デグチ・メソッドの研究開発だって片手間にできることではありません。
新しく始める事業をなめてかかってはならないのです。
逆に、もう還暦も過ぎたので、今までと同じようなことをしなくてもいいわけです。
この際、できるだけ会社に行かずに、自宅の書斎で仙人のように孤高の人となって頑張ってみようかと思っているところなのです。
ということで、社員の皆さん、よろしく…。