大連にて

大連に来ました。
大連には日本の「コールセンター」(例えば日本の消費者が商品のことで電話すると大連につながる)があったり、日本企業が大量に工場を出したりしていると読んだことがあるので、一度来てみたかったのです。
例によって個人旅行で来たのですが、とくに有名な観光場所があるわけでもなく、ちょっと回りにくい街だという印象を持ちました。

道を渡るというのが一苦労で、自動車がビュンビュン来る中を、地元の人たちはヒョイヒョイと渡っていきます。
最初はどうしたらいいのかわからず躊躇(ちゅうちょ)していたのですが、渡ろうとしている人を見つけて、その人のあとについていく方式を取ってからは、何とか渡れるようになりました。
普通に街を歩くときより倍疲れます。

大連は近代的なビルが建っているところもあれば、相当古い民家が残っている場所もあり、そのギャップがスゴイのです(中国の都市はどこでもそうなのですが)。
シンガポールやマレーシアのクアラルンプールに行った時は「ここに住んでもいいかな」と思いましたが、中国で住みたいと思う街は今のところありません。
いいか悪いかは別として、どこへいっても人が多いというのが中国の街の特徴でもあります。