今年の経営方針書は3つの部分に分かれていて、①仕事への姿勢、②世界経済の流れと今後の動き、③各業務の具体的な方針、とに分かれます。
一倉流経営方針発表会では、来賓も何人か呼ぶことになっているのですが、当社ではもう何年も社員だけの参加としています。
経営方針書の中身はどうせ大したことがないのだから、せめてコストをかけて方針書を作成すべきだというのも、一倉先生の(裏の)教えの一つです。
*
昔はパソコンがそんなに普及していなかったので、当社も印刷屋さんにわざわざ立派なものをこしらえてもらっていたのですが、最近は作成したパワーポイントのコピーを綴じるだけの作業となりました。
発表会のあとはみんなで食事会というのは昔から変わっていません。
御馳走も出さずに、人に話を聞いてもらうわけにはいかないからであります。
*
今年は30分ほどのあっさりした発表会になるのではないかと思っていたのですが、話しているうちに次第に話に熱が帯びてきて、結局1時間程も費やしました。
これが依頼された講演であれば、講演料をもらって帰るところですが、会社のイベントであるため、逆に食費が必要となります。
いずれにせよ、言いたいことはすべて言えたように思うので、少なくとも私は満足しました。
*
「仕事への姿勢」として挙げたのが「Be positive !」(ビー・ポジティブ)。
より積極的に、より肯定的に、より自信を持ってやっていきたいと思うのです。
これは社員だけでなく、私自身にも言い聞かせる言葉です。
無気力感や何となく躊躇してしまう気持ちを捨て去り、ポジティブな思考や行動をしていきたいと思うのです。
「ポジティブで行こう!」は新しい道を切り開いていくための呪文でもあるのです。
この呪文は効果満点。
従って私は今「やる気満々」なのです。