一般会計が92兆円の予算となりました。
うち国債で44兆円を賄(まかな)います。
もうなりふり構わぬヤケクソ予算という気もしますが(それが悪いと言っているわけではありません)、同じヤケクソならいっそのこと消費税を2年間ほど停止してみたらどうでしょうか?
消費税での収入は“わずか”10兆円。
92兆円からみればたいしたことはありません。
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消費税を導入したのは1989年。
それ以降ずっと日本は不況だったように思うのです。
消費税を導入したり、税率を引き上げたりした時は、住宅などでは「駆け込み契約」があったのですが、そのあとは反動でガクッと売れなくなります。
消費税を停止するということは、GDPの85%を占める内需を刺激するということでもあります。
ここが活発になれば、経済は自然に活性化します。
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ということは法人税や所得税が増えていくということでもあります。
現実問題として消費税が導入されたり、税率を上げたりした後は、国の税収がむしろ下がるという現象があるのです。
税収を増やそうとして消費税を取っているのに、そのために逆に税収が減っている。
これでは何のための消費税かよく分かりません。
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要は国の税収は景気の動向によって決まり、増税では増えないということなのです。
ならば景気をいかによくするかが最大課題のはず。
株価が上がると心理的効果で消費や投資が増えます。
これを「資産効果」と言うのですが、自分の経験でもまさにそのとおり。
持っている株や不動産が値上がりすると、売りもしていないのに勝手に金持ちになったような気がして、気が大きくなります。
これが集合したパワーは相当のもので、一気に景気を押し上げる要因となります。
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昭和のバブルだって、土地や株やゴルフ会員権などは値段が上がりに上がったわけですが、一般の物価はそんなに上がっていなかったと思うのです。
何もないところから住宅を手に入れようとすると大変だけど、普通に暮らす分には何も困らない。
むしろ世間の景気が良くて、その恩恵にあずかる方が多かったのではないでしょうか。
従って「バブル」が本当に悪いのかどうか?
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少なくともバブルを潰しにかかったマスコミや国土庁や日銀や大蔵省が「正義の味方」だったのかどうかは大いに疑問があります。
バブルを強引に潰したばかりに、そのあと日本経済や日本人は大変な目に会いました。
私は日本の官僚は優秀だと思っていたのですが、実はあまり賢くないのではないかと思い出したのもその頃からです。
嫉妬が正義の仮面をかぶるとロクなことがないということもよく分かりました。
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私はけっして批判勢力の人間ではありません。
むしろ、この国をよくしたいと真剣に考えている一人です。
今は自分の影響力のなさを痛感するわけですが、ここしばらくはしっかり勉強して実力を蓄え、お国や世の中のためにいつか役に立ちたいと思っています。